2007年から始まったボランティア入門講座も今年で10年目になり、第10回目の受講申し込み者は8名(男性4名、女性4名）、平均年齢71.6歳でした。 11月4日（金)から毎金曜日、4日間の講座の始まりです。 初日の4日は毎年受講生の皆さんから好評の牧岡先生（「教育ひろば」主宰）の講演「ボランティア活動とは」、2日目(11日）は体験学習と例年通りのメニューで進みました。 3日目（18日）の地域活動の紹介では、包括支援センター「あかね」の紹介に加え、「認知症の対応について」の寸劇も披露されました。 地域の活動グループ松風台「歌の街」、湘北地区のその他の活動の紹介後参加者全員で歌を合唱しましたが、日ごろ大きい声を出す機会の少なくなった受講生にたいへん好評でした。 最終日25日は10年の区切りとして1回から9回までの受講生の方がたにもご案内のハガキを送り、「これからの湘北地区」をテーマにグループワーク「ワールドカフェ」を行い、4日間の講座を終了しました。 「ワールドカフェ」は初めての試みでしたが、牧岡先生のご指導で受講生の方がたも固くならず、なごやかに終えることができました。 25日、受講生8名のうち、4回すべて受講された5名の方と昨年の入門講座の補講を受けられた方1名、計6名の方が修了証を手にされました。 入門講座1回から10回までの参加者は160名、修了証を受け取られた方91名でした。 第10回の各講座の内容紹介と、受講者の方々からの講座の感想の一部、受講時のスナップ写真を紹介します。

・第１回（11月4日）オリエンテーション、ボランティア活動について（牧岡先生）
・アンケートから
・	なるほど、と思うことばかりです。牧岡先生のお話、わかりやすく、楽しく聞きました。ボランティア活動今後も頑張ります。
・	今日の講座に参加できて良かったです。 あまり家族にいい顔をされないボランティア活動でしたが、 「人のため」⇒自分のためーボケないためにも、これからも頑張って活動していきます。

・第２回（11月11日）体験学習（車イス・アイマスク・シニア体験）
・アンケートから
・	ご不自由な方の気持ちがよくわかりました。 こわいですね。（アイマスク体験） シニア体験、とくに良かったです。 皆様のご指導わかりやすかったです。
・	本当に良い体験ができました。 目の不自由な方のことが少しわかりました。 目からの情報がないということは、とても怖かったです。 もし、街中でお会いしたらできるだけ声かけをしようと思いました。

　　　　　　　　　　

・第３回（11月18日）地域活動の紹介
・アンケートから
・	認知症の方の対応について、劇にしてくださったのでよくわかりました。 認知症の人は何も分からないのではない。本人が一番大変だということ、心に寄り添えるよう努力していきたいです。
・	活動グループの紹介良かったです。 　　「歌の街」初めて知りました。みんなで歌った「学生時代」楽しかったです。
・	「歌の街」いいですね、大きな声で歌って気持ちよかった。

　　　　　
認知症の方への対応寸劇（あかね）　　　　　　　　　地域の活動「歌の街」の紹介

・第４回（11月25日）グループワーク「これからの湘北地区の活動」
・アンケートから
・	第 10回という記念すべき講座を無事終了することができました。 学んだことを地域で生かせるようにしたいと思います。
・	「ワールドカフェ」で皆の思っていることを”見える化”して、最後に一番大切なものを表現する。とても楽しく勉強になりました。心を開く工夫を教えていただきました。
・	「ワールドカフェ」和気愛あいと有意義な時間を過ごせ幸せでした。
・	楽しい時間の中で人それぞれのボランティアに対する思いを知ることができました。ボランティアの大切さ実感。
・	４回の講座を受けて、見たり聞いたり体験して「人と人とのつながり」の大切な事がわかり、これからは、あまり頑張らず、少しずつできる範囲でやっていきたいと思います。
・	最後の１回だけの勉強会でしたが、今までに経験したことがなかったので、すごくよかったです。
・	修了証頂けてよかった。 「ワールドカフェ」（フリートーク）では皆さんのいろんな考えも聞けて参考になりました。 漢字１字は面白すぎる。