神奈川県バリアフリー街づくり賞を受賞

   湘北地区社会福祉協議会の「湘北地区の地域福祉を考える懇談会」の活動が評価されて、
   「第6回神奈川県バリアフリー街づくり賞(ソフト部門)」を受賞しました。
   2014年2月6日神奈川県庁において表彰式が行われ、黒岩知事より表彰状を頂きました。


     

今回表彰された「地域福祉を考える懇談会」は茅ヶ崎市地域福祉計画の策定を受けて、地区内
の福祉施設、ボランティアなどが参加し、「10年後の私たちと地域」として将来を見据えた活動の
課題や必要性を話し合う場として平成18年度(2006年度)に発足し、8年目を迎えております。
その間の問題提起から、様々な事業が生まれました。代表的な事業は「まち探検」、「福祉マップ」、
「ホームページ」などです。特に「まち探検」は福祉マップも活用して具体的に地区内のバリアフリー
の点検や障害者の方との交流が図れないかと考えて、平成21年度から
     @自分達の住んでいるまちを知る
     A地域の福祉を点検する
を主な目的として始めたものです。

「まち探検」では歩く地区を毎年変えて行き、年々参加者も増え、地区内の障害者、高齢者、子育て
世代、自治会や社協の関係者、地区内の福祉施設関係者、中学生などとの相互の交流も深まり、
これをきっかけに日常のあいさつ等の「交流の成果」に発展し、心のバリアフリーも合わせて進めら
れました。世代を超えて「住みよいまちづくり」を意識しつつ色々な話をしながら晩秋の一日ゆっくり
と自分たちの住む町を歩きます。「自分たち」の住む「まち」だから、より良くしていきたい、その
「気持ち」が懇談会の活動につながって行きます。継続的に話し合い、交流する場のあることが
お互いの理解を進め、バリアフリーにつながっています。

湘北地区社会福祉協議会は、地域の福祉増進を図ることを目的とした団体で、地域住民、ボランティアなどから構成されており、様々な地域福祉活動の取組みも含めて評価され、今回の受賞につながったと思われます。