湘北地区社協 2019年度 「第3回 セカンドライフを楽しむ会」

 〜楽しく歩いて健幸に!

実施報告1日目2日目

1日目
 
日時 2019年9月21日(土) 13時30分−16時  
場所 湘北地区ボランティアセンター      
         開会挨拶
参加人数 15名
開会のご挨拶
 湘北地区社会福祉協議会 会長   杉山茂紀
 茅ヶ崎市社会福祉協議会           横山康洋
 湘北地区ボランティアセンター長  有元佳子

1.講話 シニアの多様な生きがいづくりとつながりの大切さ
     茅ヶ崎市企画部企画経営課 長寿社会推進担当  山口行介さん
 ・日本人の平均寿命は、70年経った2017年は30歳も延びた
 ・人生90年時代、100年時代の今、男性は87歳が死亡数のピーク。 女性は93歳
 ・平均寿命と健康寿命の差は男性9歳、女性は12歳。平均寿命と健康寿命の差を どう埋めるか
 ・高齢者の体力がついてきた。外観も若返った
 ・元気に過ごすには、 社会参加(さまざまな活動に参加 気持ちが明るくなる)
  →運動(適度な運動 体力、筋力の維持 おなかがすく)
  →栄養・食事(食事が美味しい 栄養のバランス維持)
  という好循環が大切
  ・フレイルチェック 指輪っかテストを受けてみよう。
   利き足でない方の足のふくらはぎを囲み、筋肉量をチェック
 2.講話「認知症予防について」  
     包括支援センター 兼平加代子さん
 ・アルツハイマー病は早期発見し、薬を使う
 ・認知症には「中核症状」と「行動・心理症状」がある
   「中核症状」は脳の細胞が死んでしまうことによって直接起こる症状
   「行動・心理症状」は本人の性格や人間関係、生活環境、心の状態などによって 出てくる症状
 ・認知症になると、覚えられない、すぐ忘れてしまう。認知症+性格など混じって 出てくる
 ・「認知症予防」については、生活スタイルを改善し、健康的な生活を送ることで 予防が可能
 ・認知症を予防するための4つの生活スタイル
   @社会的な交流を保つ      A脳を刺激する
   B栄養バランスの良い食事   C運動する
    その他に  腔ケア  早期診断  早期治療
 ・コグニサイズ 認知症予防の体操
    頭を使いながら運動を行うことで、認知機能の維持を図り、 認知症予防につなげる
 
講話 1
 
講話 2
3.自己紹介で仲間作り、コーヒータイム、脳トレゲーム

4.歌でリフレッシュ  【虫の声】【里の秋】【山のけむり】を合唱

5.まとめ
  楽しく交流が出来ました。つながりが出来ること、共有することが大切
  元気に暮らしていかれるように。

6.参加者のアンケート( まとめ)
  ・説明良く分かりました。楽しいひとときでした。資料も分かりやすくすばらし いと思います。
   最後の体操もおもしろく自分自身の体操になりました
   ・データにもとづいて今後の生きがいの作り方を学べた。健康寿命の大切さ、社会 参加の
   大切さも良く分かりました。参加者の大きな笑い声もあって楽しめました
   ・大変楽しい会でした。今後共続けて参加したいと思います。




 2日目
日時 2019年9月28日 (土)13時30分−16時30分
場所 湘北地区ボタンティアセンター 、七堂伽藍跡他
参加人数 14名
1.オリエンテーション 湘北地区ボランティアセンター長  有元佳子

2.講話 「認知症とフレイル」

       フレイルサポーター   若林義道さん
 ・フレイルチェック
   筋肉がなくなると何も出来なくなる
    指輪っかテストでスカスカはあぶない
  ・「健康長寿」と言う本に、筋肉量が少なかったので運動をしたら増えたという良い 例が出ている
   筋肉量は筋トレをしっかりやらないと増えない
  ・元気でいたかったら地域に参加しなさい。自分でごはんを作りなさい
  ・認知症や虚弱にならないために有酸素運動を行う。茅ヶ崎体操を10分×3回繰り 返す
  ・1日7000〜8000歩歩いて欲しい。歩く速度は汗をかく速度、早足で
  ・手軽な有酸素運動は、ウォーキング
  ・歩く時の基本の姿勢のポイント
    あごを引いて、視線は前方へ。肩の力をぬく
    腕は前後に大きく振る。胸を張り、背筋と膝を伸ばす
   つま先で地面をけり、かかとから着地。歩幅は普段より大きく
 ・毎月 第4金曜日 香川公民館で転倒予防教室をやっている
 ・ポールウォーキング (ポールは1万円〜2万円)
    ポールを自分の前に出すので多少ふらついても助けになる
   第4日曜日に里山公園でポールウォーキング教室が開催されている
   10月27日(日)10:00〜14:00 無料の教室が予定されている
  ・有酸素運動をやってほしい。

3  ウォーキング体験
      遺跡のガイド アーバンデザインセンター 城田禎行さん
 ・七堂伽藍跡石碑、下寺尾官衙遺跡群まで(往復3q)
    14:05〜15:35  所要時間 約1時間30分  6600歩

4.豚汁タイム・話し合い
 ・自己紹介
 ・フレイルチェックに参加を。今日は早歩きで良かった。1人で出来ないことも集 まりに参加する
  ことで出来る。みんなと食べるとたくさん食べられる。 社会参加が大切。(若林さん)
 ・10月6日に遺跡祭りがあるので地元の人は興味を持って参加して欲しい。 全国的にも価値が
  ある遺跡なので。市民団体としてもどうやって発信していく のか考えている(城田さん)
 ・認知症安心ガイドの説明(阿部さん)
5.歌でリフレッシュ   【故郷の空】【赤とんぼ】【365歩のマーチ】を合唱
6.まとめ   
 ・若林さんから 筋肉量を数字ではかる「フレイルチェック」が11月19日(火)鶴が台団地集
  会室であるので行ってみて下さい。改善する努力を
  ・横山さんから認知症予防には【きょういくときょうよう】【食事(栄養)・運動・社会参加】
  
興味を持つのも大切。1人では難しい。一緒に共有することが大切
  サロンとか集まる場所に参加する。楽しく外に出かける。

7.参加者のアンケート(まとめ)

 ・大勢で歩いて、アッと言う間に時間が過ぎてしまいました。お話も意義あるものでためにな
  りました。歩くことが大切と、今更のように自覚しました。明日から歩くことも重視して 生活
  してゆきたいと思いました
 ・継続は力なりと言いますが、実行することは大変だと思いました
 ・下寺尾遺跡の説明も良かったです。
 
七堂伽藍跡石碑

下寺尾官衙遺跡群

豚汁