第4回 ボランティア入門講座の終了報告
                                                       平成22年12月
   
湘北地区ボランティア入門講座も今年で4回目になりました。
   昨年と同じく講師に牧岡英夫先生(「共育ひろば」主宰)をお迎えし、開始日を昨年より早め、1回目の
   講座を10月23日(土)に行い、2回目から4回目は、公民館まつりの週を避け、11月13日、20日、27日
   の各土曜日に行いました。
   17名の方々から参加申込がありました。申込まれた方々の地区別内訳は
      鶴が台一 6名、甘沼 4名、みずき 3名、円蔵 2名、鶴が台団地 1名、香川 1名
   で、男性2名、女性15名、平均年齢56.9歳でした。
  
   4回の講座を終了し、全回出席された8名の方々に青木会長より修了証が手渡されました。
   各講座の内容紹介に代えて、受講者の方々から頂いた感想の一部を以下にご紹介します。


  
・第1回(10月23日)
     牧岡英夫先生からボランティア活動についてのお話を聞きました(写真1)。
      ・ ボランティアのことを知らなかったのですが、牧岡先生のお話で少しわかりました。
      ・福祉やボランティア活動についての背景・つながり・考え方を具体的な事例に基づき、
       解説していただき、理解をすることができました。
      ・ 楽しくわかりやすい講義でした。
      ・以前から牧岡先生の講演をぜひお聞きしたいと期待しておりましたので、今日の参加がとても
       勉強になりました。

                
                     
      写真1 講義

  ・第2回(11月13日)
     体験学習(車イス・アイマスク・シニア体験)を行いました(写真2、写真3)。
      ・体験を通し、目の不自由さの大変さがわかりました。段差、階段の上り下り、相手との信頼関係
       が大切なことが本当によくわかりました。
       普段、何でもなく普通にできる事が障害者の方々には日々大変であり、怖い思いをされている事
       を実感し、どこかで見かけた時には、進んで手伝ってあげたいと思いました。(その方の迷惑に
       ならなければ)
       貴重な体験でき、ほんとうによかったです。
      ・アイマスク体験、目の見えない不自由さを感じ、誘導してもらえる方にたよる有難さをさらに感じた。
       車イス体験、道路の状況で押した時、乗った時の感覚を味わいました。
       シニア体験、歳を取ることの大変さを感じました。
      ・ シニア体験をしてみて、毎日がこんなに動きづらく、歩くのもたいへんなことがわかり、少し気持ち
       がわかりました。
       アイマスク、目がみえない人に、はっきり
言ってあげること。
      
車イス体験は段差のところでの乗せかた、おろしかたなど、今まで手でやっていたことが、
      足を使うと相手も安心できること。
      今回、する方、される方を体験できて良かったです。


     
       
 写真2 車イス体験              写真3 アイマスク体験

 
 ・第3回(11月20日)
     地域にある施設・グループの紹介を行いました、
      ・福祉についての講座を受けて、地域にある施設の内容を詳しく知ることができ、大変
       よかったと思いました。
      ・近くにいろいろなボランティアのグループがあることがわかりました。
       「無縁社会」の問題がいわれていますので、このようなグループは貴重な存在だと思います。
       活動の具体的な内容をもっと多くの人に知らせる機会があればいいと思います。
  ・第4回(11月27日) 
 
     グループワーク「自分たちにできそうな事」と研修のまとめ
      
・ボランティアのことは何も知らなかったのが、牧岡先生のお話を聞き少しわかりました。体験は
       自分でやってみてよくわかり、たいへんだと思いました。
       地域で活動している人たちの話を聞き、良かったです。自分も何かできそうな気がしました。
       最後の牧岡先生のお話はとてもよかったです。
      ・ 全回受けられなかったのが残念です。これからは自分なりにできる事をやっていこうと思いました。
      ・ 4回参加させていただきました。どの回も内容の濃い講座でとても勉強になりました。
       体験では、する側、される側の気持ちがわかりました。
       自分の住んでいる身近にたくさんの支援場所があることにとても安心し、他の人たちにも伝えたい
       と思いました。
       何か機会があったら、ボランティア活動に参加したいと思いました。