湘 北 地 区 
      第9回 ボランティア入門講座終了報告
                                                                        平成27年12月
     
2007年(平成19年)から始まったボランティア入門講座も今年で9回目を迎えました。
今年は申し込み者が少なく開催が危ぶまれましたが、14名の方の申込みと2名の方の追加申し込みを加え16名でスタートすることができました。
11月6日、13日、20日、27日(各金曜日)の日程で、わかりやすいと受講生の皆さんから好評の牧岡先生(「教育ひろば」主宰)の講演「ボランティア活動とは」から始まり、体験学習、地域にある施設・グループ活動の紹介、「グループワーク・研修のまとめ」で4日間の講座を終了しました。
男性4名、女性12名のうち、4回すべて受講された4名の方と昨年入門講座を受講され、欠席された回の補足をされた方2名が修了証を受け取られました。
私たち実行委員は、毎年講座を準備し牧岡先生の話を聞くたび、高齢化が進む今、地域の中で支えあうことの大切さに気づかされます。
各講座の内容紹介に代えて、受講者の方々からの講座の感想の一部と受講スナップを紹介します。

                  
                        参加者の皆さん(第4回目。11月27日)

 ・第1回(11月6日)オリエンテーション、ボランティア活動について(牧岡先生)
  ・アンケートから
 ・ 固いイメージのあったボランティアだったけど、牧岡先生の明るく楽しく、わかりやすく、あっという間の時間でした。参加できて良かったと思います。
  ・
ボランティアは人の為ではなく、自分の為であり、健康のためでもある。
心をうたれました。
 人とのつながりがすべて大事。
つながりがあるからこそボランティアに携わったり、助けてもらったりできる。
日ごろからその考えでしたがあらためて人の大切さがわかりました。

                                              
                                    講義風景

 ・第2回(11月13日)体験学習(車イス・アイマスク・シニア体験)
  ・アンケートから
 ・ いろいろ体験ができて良かったです。
目が見えないことの大変さ、体が健康であることの幸せを感じました。
  ・
百聞は一体験にしかず、その立場になってはじめてわかったことがたくさんありました。
白内障は色の区別ができません。
アイマスクをすると不安だらけでした。
相手の立場に立って考え行動することの大切さを実感できました。
さまざまな体験ができて良かったです。
白内障だととても見えづらいのがよくわかりました。
アイマスクは誘導してくださる方を信頼しているので怖さはあまりなかったですが、街中だとたいへんですね!

                        
                                   アイマスク体験

 ・第3回(11月20日)地域にある施設・グループの活動の紹介
  ・アンケートから
 ・  たくさんの支援センターがあることを初めて知りました。
高齢者の支援の場や、集いの場や子育てママの助けのセンターがあるにもかかわらず、知らない人が多いのではないか?
もっと多くの人に知ってもらう良い方法がないのだろうか!
  ・
実際にたくさんの活動があり、たくさんの方が協力しあっていらっしゃるのがわかりました。
高齢者・障害者、またその家族、そして子育て中のお母さんの悩みごと・相談ごとを気軽にきいていただき助言していただける相談窓口が身近にあることを知り心強く思いました。
また、安心して暮らせる地域づくりの活動についても詳しく知ることができました

                        
                                 地域の活動の紹介

 ・第4回(11月27日)グループワーク「自分たちにできそうなこと」と研修のまとめ
  ・アンケートから
 ・ 小さいことからいろいろな事に目を向け、自分にできる事から始めてみようと思います。4回受講してとてもいい経験ができました。
  ・
講座受講できてよかったです。底辺でのボランティア活動をこれからも進めていきたいと思います。

           
                グループワーク                      会場から見えた富士山